山梨で建てることのできる未来建築工房ですが、どのような住宅会社なのかをまとめました。
住宅会社選定にお役立てください。
基本情報
会社名:株式会社 未来建築工房
設立日:1990年
本社所在地:山梨県南都留郡山中湖村 山中1034
営業エリア:山梨
未来建築工房の特徴
未来建築工房が力を入れている順はこのようになります。
- 提案力(デザイン性)
- 住宅性能
- 価格(坪単価)
- アフターサービス
これは独自の見解です。どのような特徴があるのかを解説していきます。
提案力(デザイン性)
未来建築工房の一番の特徴は「提案力」です。
デザイン力があることを一番の売りにしており、特に自然素材の提案などを積極的に行っています。木の魅力を引き出して建てたい人におすすめです。
営業マン曰く、自分が欲しい家を提案しているそうで、デザインだけではなく使い勝手や性能にも拘りを持っています。
また、話を聞いた営業マンは気さくな人で、とても話がしやすかったです。固い雰囲気の営業マンではなかったので、要望を伝えやすそうな雰囲気がありました。
デザイン性だけではなく機能性も持ち合わせているので、住んでからの使い勝手もいいでしょう。また、デザイン以外を軽視しているわけではありません。トータル的に満足してこらうことを心掛けているそうです。その中で特に力を入れているのがこのデザイン性ということでした。
>>営業マンの間取り提案やデザインについての詳しい説明はこちら
住宅性能
未来建築工房が次に力を入れているように感じたのが住宅性能です。
気密性と断熱性を意味する住宅性能ですが、未来建築工房の住宅性能は高いといえます。
建築途中で気密性を測定している住宅会社が多いですが、未来建築工房では完成段階で気密性を表すC値を測定しています。そして、肝心の測定したC値は0.3から0.6の間ぐらいが多いようです。C値1.0を下回ると気密性が高いと言われているので、未来建築工房は高気密といえます。
また、断熱性は3地域のZEH基準ほどで建てているそうですが、仕様や間取りによっても断熱性能は若干違いが出てきます。とは言え、ZEH基準を下回るように建ててほしいなどの要望にもしっかりと応えているそうです。
このように、数値を見ても性能の高さがわかりますが、実際に建てた人の光熱費はどれぐらいなのか聞いているとも営業マンは言っていました。真冬に室温24度設定の場合、光熱費は18000円程度かかるそうです。快適に暮らしつつランニングコストを抑えることができます。
性能を表す数値も重要ですが、未来建築工房では数値だけではなく、建てた後の実際の快適さを大切にしています。また、性能などは表立ってアピールしていないとも言っていました。あくまでもデザインが気に入って選んでいる人が多いそうです。
価格(坪単価)
次が価格ですが、営業マン自身も一般的な価格より高いと言っていました。ミドルコストからハイコストといったところでしょうか。
坪単価でいうと、60万円から100万円と幅が広いようですが、そのほとんどがデザインの拘りだそうです。自然素材を活かしたデザインをふんだんに使えば必然と値段は上がります。
坪単価を抑えたいのであればデザインに拘りすぎるのはやめましょう。費用面も含め、営業マンから提案をしてもらえます。
なので、住宅性能の違いで価格が変わっているわけではありません。どの価格帯でも気密性や断熱性にそれほど差はないようです。
アフターサービス
最後がアフターサービスです。
保証は瑕疵担保が10年ありますが、それは国に定められた最低限の保証です。とは言え、他の住宅会社も同じような保証です。
気になったのが定期検査です。定期検査は基本的にやっていないそうで、年に1回往復はがきを送り確認をしている程度です。
これは他の住宅会社に比べると少々頼りなく思えます。多くの住宅会社は10年目まで定期検査があるところが多いです。
未来建築工房は社員10人以下の小さな住宅会社です。アフターサービスを期待しすぎるのは間違っているかもしれません。営業マンは年間10棟までしか建てていないとも言っていました。建てる人は社員全員の顔がわかります。定期訪問はない代わりに顔が見える分、どんな細かいことでも連絡をしてきてほしいそうです。
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口コミや評判
口コミや評判は独自の見解とは別のものです。ネット上にあったものなどをわかりやすく載せていきます。
未来建築工房はデザインが良くて検討しています。小さい会社だからでしょうか。あまり口コミとがないのが心配です。実際の建てている人の意見を聞いてみたかったです。話しを聞いた人はとても話しやすい人でした。
営業の人は性能が高いとも言っていました。数値にはあまり拘っていないようですが、気密性や断熱性には自信があるようでした。光熱費を気にする人にも人気があるようですね。
年間10棟ほどしか建てていない会社です。従業員も少ないです。ないとは思いますが、規模の小さい会社は倒産のリスクもあるのでしっかり会社の状況を聞いておきましょう。建てている途中で潰れると大変です。
まとめ
独自の見解では「デザイン性に力を入れている住宅会社」ということです。
自然素材を活かしたデザインが特に強みのようです。また、気密性や断熱性も高いので、住んでからのランニングコストの軽減に役立つでしょう。
しかし、アフターサービスが他の住宅会社よりも弱く感じます。保証は一般的なものですが、定期検査は一切ありません。建てた後の家のことを考えるのであれば注意が必要です。定期的にプロに見てもらうことで、いい状態を長く維持することができます。
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