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注文住宅は建てた後も重要!アフターサービスや保証の確認は必須

注文住宅基礎知識

注文住宅は建てた後も重要!アフターサービスや保証の確認は必須

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「アフターサービスなんてどこも同じでしょ?」
「保証は大丈夫だと思うから気にしなくてもいや」
「住宅会社によってアフターサービスや保証内容が違うのか知りたい」

このように何も考えていなかったり、疑問を感じていませんか?また、どこの住宅会社もアフターサービスや保証の内容は同じだと思っていませんか?

そんな住宅のアフターサービスや保証について解説をしていきます。

建てて不具合が起きてからでは遅いです。契約前にしっかりとアフターサービスと保証の内容を確認しておきましょう。

 

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基本的なアフターサービスの内容

最初に一般的な住宅会社のアフターサービスとはどのようなものか見ていきましょう。契約を考えている住宅会社と見比べながら見てもらうとよりわかりやすいでしょう。

一般的な内容を書いていきます。これが必ずしも正しいということではないので注意してください。

 

定期訪問は10年目までが多い

建ててからの対応で、定期訪問のことをアピールしてくる営業マンも多いですが、定期訪問は10年目までのところが一番多いです。

20年目や30年目まで定期訪問があると言う営業マンもいますが、それは「10年ごとに有償のメンテナンスをした場合に限る」というところも多く存在します。このとき、営業マンの言葉足らずで勘違いや故意に騙そうとする場合もあるので注意が必要です。

アフターサービスが手厚いところでは、建物がある限り毎年定期訪問をしてくれるところもあります。これは有償のメンテナンスをしなくても、家がなくなるまで半永久的に見てもらえるということです。

メンテナンスの提案をするためですが、必要メンテナンスと不必要なメンテナンスを見極めることも大切です。住宅会社にとっては営業をかける機会を増やしているという側面もあります。住宅会社が定期訪問をするというのは、家の不具合を点検する以外にもリフォームやメンテナンスをすることで新たに仕事を取ってくるという役目もあるのです。

逆に、定期訪問が少ない住宅会社だと、何かトラブルがあっても気付けない場合も多いです。プロの目で見て、トラブルが起きる前に防ぐことが重要です。

定期訪問以外では、不具合の連絡をすればすぐに対応するというところもありますが、それは当たり前のことです。特に差別化している点ではないでしょう。それよりも不具合の報告をしてから解決までのスピードが速いかで判断しましょう。

坪単価の高い住宅会社は定期訪問が多く、坪単価の安いローコスト住宅などは定期訪問が少ない傾向にあります。また、契約前は定期訪問をしっかりすると言いながらも、実際には定期訪問をせずに放置という住宅会社も中にはあります。検討している住宅会社の口コミなども確認しておきましょう。

 

基本的な保証の内容

アフターサービスと同時に確認しておきたいのが保証内容です。建てるときの仕様や価格にばかり目が行きますが、建ててからの安心感にも目を向けるようにしましょう。

瑕疵担保責任保険は当たり前のこと

保証内容を営業マンに聞くと「瑕疵担保がしっかりついているので安心してください」と言う場合がありますが、それは当たり前のことです。

瑕疵担保責任保険とは、住宅を建てる住宅会社に対して、住宅の引き渡し後に約束どりの性能や品質を保証させるというものです。これは品確法第95条に定められている国が決めた内容です。国が定めた内容なのであって当然の保証です。

具体的な内容は、引き渡し後10年間は雨漏りや基本構造部分で不具合が発生した場合に、建てた住宅会社が修理を無償で行わなければいけないというものです。しかし、基本構造部分が原因でない内装や外装の不具合についてはこの限りではありません。

瑕疵担保責任保険は国に定められたあって当たり前の保証内容です。各住宅会社はこれ以外にどのような保証がついているのかを確認する必要があります。

 

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アフターサービスや保証の重要性

アフターサービスを適正に受けるには理由があります。

1番は建てた家を正常な状態で保つため。2つ目は不具合を未然に防ぐためです。

  1. 不具合が出るにはある程度タイミングがある
  2. その不具合に合わせて定期訪問をする必要がある
  3. 不具合が実体化する前に対策を取る
  4. 補修は遅れれば費用は多くなる

この流れで解説していきます。

 

ある程度不具合が出るタイミングがある

建物の構造や使っている素材など、住宅会社によって仕様は様々で、それぞれ不具合が出てくるタイミングはある程度決まっているそうです。

どの部分がどれぐらいの年月で劣化してくるか、一番わかっているのは建てた住宅会社で、それに合わせたタイミングでしっかりと点検をする必要があります。

短い期間に多くの定期訪問があればいいというわけではありません。できるだけ長い期間、適切なアフターサービスを受けることが最も重要となりなす。

定期訪問の回数よりも期間で比較しましょう。定期訪問が多いだけの住宅会社は不要なメンテナンスやリフォームをすすめてくるところもあるので注意が必要です。

 

不具合に合わせて定期訪問がある

不具合が出るタイミングに合わせて定期訪問をしてもらう必要があります。他の住宅会社だと5年目のところが契約したところでは6年目など、多少時期がずれるのはそれほど問題はないでしょう。

肝心なのは適切な期間に見てもらうということです。繰り返しになりますが、訪問頻度よりも長い期間アフターサービスがあるのかで判断するのがいいでしょう。

 

不具合が実体化する前に対策を取るのが正しいアフターサービス

適切な期間に定期訪問をすることで、不具合が出る前に対策を取ることができます。

例えば、外壁の劣化の具合を見ることで補修の度合いが軽くて済むことや、住宅の電気設備の不具合を早めに見つけたことでトラブルになる前に対処できるなどが挙げられます。

このように修理費が増える前や、不具合が実体化する前に発見するのが正しいアフターサービスといえます。

 

補修が遅れればその分かかる費用は多くなる傾向にある

アフターサービスが適切に受けれないと発見が遅れ、修繕費が多くかかってしまったり、生活に不都合が出てきます。

適切なアフターサービスを受けるということは、余計な出費を抑えることにつながったり、快適な生活を維持することに直結してきます。

建てるときのことだけではなく、建ててからことも考えて住宅会社を選びましょう。良い住宅会社とは一生の付き合いができます。

 

アフターサービス専門の部署がある会社の方が安心

アフターサービスに力を入れているかどうかを判断する一つの目安として、アフターサービス専門の部署があるかどうかで判断しましょう。

営業マンがアフターサービスも担当しているところもありますが、新規で建てる人を多く抱えている場合、後回しにされてしまう傾向があります。営業マンは契約を取ることでインセンティブ報酬をもらっています。人間心理として、自分の利益となる仕事を優先してしまうのです。

アフターサービス専門の部署を設けているからといって、必ずしも安心できるとは限りません。リフォームや修繕などで利益を出すことだけを目的にしている住宅会社も存在します。できるなら新築専門でやっている住宅会社のアフターサービス専門の部署があるところが望ましいでしょう。リフォーム事業から始まった住宅会社のアフターサービスには注意が必要かもしれません。

 

アフターサービスや保証のまとめ

アフターサービスや保証の重要性について説明をしてきました。

アフターサービスや保証に限ったことではありませんが、当たり前の内容をあたかも凄いように言う営業マンもいますので注意が必要です。このような営業マンは信用しない方がいいでしょう。

また、会社として真面目に取り組んでいるかも確認をする必要があります。営業マンが言っていることや公式サイトに書かれている内容がしっかりと実行されているか、口コミなどで確認することも重要です。

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